さてオリンピックといえば國母選手の服装が問題視されていますが、確かに日本代表のユニフォームでああいった服装をしてしまったのはミスかもしれないが、それを指導すべき大人、報道が精一杯批判するのは問題ではないでしょうか?

最近の大人の発言、TVの報道を見ていると、ワイドショー的に面白おかしく、他人の人権に関わるレベルの報道をしているように思えます。

下記の記事は元ナショナルチームスノボードコーチの意見です。
国母問題について(長文)
国母問題2
オリンピック選手になると言うことは? 一般人から見たらオリンピック選手は日本の代表で、日本をしょって立つ立場と考えがちだけれど。 別に日本政府が、または全日本スキー連盟が、または日本オリンピック委員会、が選手に出場権を与えてい る訳じゃない。 FIS(国際スキー連盟)公認の大会でこつこつと成績 を上げ、出場権を勝ち取るのです。 「はい、日本は3人まで出場できま すよ。お国で代表の人決めてね」というのではありません。 オリンピッ クのレベルに達している選手にだけ出場権が与えられるのです。世界のレベルに達している選手がいなければ日本代表を送り出すことさえできません。選手が出 ていない国があるのはそのせいです。 もちろんルールがありますからそ のルールに則らなければなりません。その中には全日本スキー連盟の選手としての登録も必要ですしそうでないと国際スキー連盟の公認大会に出ることもできま せん。 選手の立場からみたらオリンピックは、ただ世界で最高の大会に すぎないのです。最高の大会で自分の納得いく競技がしたいというのが彼らの本音です。だれも日本をしょって立つなどと考えていません。
日本のスノーボード代表選手はFIS主催の大会の成績で出場出来るか判断されます。ここを皆様、勘違いしていませんか?彼らはFISの大会に出場し、成績を残さないとオリンピックにでられないため、他国(特にアメリカ)で開催されているX-GAMEなどの大会に出場し、FISの大会に出てこないオリンピック有力候補と競い合うことも、自分の才能を活かしてお金を稼ぐことも許されていないのです。まるでこの国は野球とサッカー意外のスポーツ選手はお金を稼ぐなといっているようです。
日本のスノーボード選手は全日本スキー連盟というスキーの団体に加盟しないとオリンピックに出られません。スノーボード協会ではないのです。つまりスキーとスノーボードという全く違うカルチャーの競技なのに、オリンピックに関する事はスキー連盟が握っているのです。カルチャーがちがうのですから、今回の問題も自分たちの枠にハマらなず、問題を起こした選手を批判するだけで、指導する姿が全く見えません。それは大学にいたってもそうです。>ちなみX-GAMEに出ている欧米人のレベルがFISのワールドカップのレベルに劣っているのか?それは今までのオリンピックを見ても今回のオリンピックを見てもわかるでしょう。

さらに副大臣が引退したサッカー選手の進退に対しても文句をつけ始めました。
スポーツ観光論議が脱線… サッカー日本代表、岡田監督の仏頂面に苦言 - SankeiBiz(サンケイビズ)
このほか、元日本代表MFの中田英寿氏について、松下忠洋経済産業副大臣が「引退後の過ごし方に不満がある」と批判し、川淵名誉会長が「コメントしにく い」としながらも「私も同感」と口走る場面もみられた。会議のテーマがスポーツ観光から一転、日本サッカー界のあり方に入れ替わった。
中田選手は少なくても松下副大臣より世界の貧困などに貢献していると思うのですが、引退後の人生をちゃらちゃらしているというイメージで答えているのでしょうか?他人の人生まで政府が口を出すようになったら某国と変わりません。

グローバル、グローバルと叫ばれている今これからは才能ある選手は過ごしやすい国に移民する時代になるのかもしれません。 Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...


ブログランキングに参加しています。気にっていただけたらクリックお願いします。


ブログ内検索&SPONSORS

Bose OE2i audio headphones

検索&共有

その他の検索

Info.

katoiek

Author:katoiek
Live in Tokyo
Year of Birth : 1978
Luv : Trip, Snowboarding, Surfing, PC, Sleeping, Spiritual その他いろいろ

カテゴリー

リンク

月別アーカイブ

最新記事

最近のトラックバック

RSSフィード