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Googleの電力事業進出といったニュースをみて、最近溜め込んできたあくまで私的な見解を長文で書きます。

米オバマ大統領がすすめているグリーン・ニューディール政策の中に、スマートグリッドと呼ばれる概念があります。電力を効率良く使うという漠然とした概念だけを見て、日本はすでにスマートグリッドなので不要と唱えている電力関係者もいるようですが、なんて視点が狭いコメントでしょうか・・・。

私はアメリカが提唱しているスマートグリッドは電力というエネルギーをグリッド(最近だとクラウドでしょうか笑)と言う広い概念で見て、効率良く発電し、貯め、そしてその電力を使い新しいイノベーションを起こして景気を回復させる!といった感覚で捉えています。ちなみにGoogleが電力売買に進出といったニュースが米国では世間を騒がせており、すでにGoogleは電力消費量のオープン化のための試みをはじめています。

これが意味することはなんでしょうか?各個人の電力消費量、個々の電化製品の電力使用量を公開することによって、どの時期にどの時間帯にどこに電力を供給すればよいのか?どこで自然エネルギーによる発電を行ったら良いか?というよりインテリジェントなエネルギー網が構築できます。自然エネルギーには発電のムラがあるため、それを吸収するためには電気を溜め込む施設が必要となる。これを電気自動車のバッテリーを蓄電池として利用する構想までもがスマートグリッド含まれています。つまり電気自動車をただの自動車として見るだけではなく、エネルギー構想の一部捉え、それを推進し、新たな産業とするためにアメリカ、欧米はしのぎを削っています。これらの規格の標準化の奪い合いまですでに起きているのです。

量産性とかそういった工業的な視点ではなく、技術力と言う視点でみると、現在の自動車会社の根底というのはエンジンではないでしょうか?エンジンと言うのは熱力学の世界。つまり、経験とデータがモノを言う世界であり、研究開発及び、制作するには大規模な施設が必要・・・つまりノウハウと資金力がない限り新規参入は難しい。この優位性を生かす(捨てられない)ために、ハイブリッドという方向に落ち着いてきたのかもしれません。

一方電気自動車の動力はモーター。これはエンジンと違い電磁気学の世界であり、性能のばらつきが少なく高性能のモーターが比較的調達しやすい。つまり極端に言えば、部品を外部から調達して、組み立てれば電気自動車は作ることができます。すでにアメリカではすでにTeslaをはじめとしたベンチャー企業が盛り上がり、その電気自動車のバッテリーはスマートグリッドにつながるため、政府からの資金援助も受けられている状況です。

こういった理由から日本でもこういった動きが出てきたようですが、新しい産業をおこすより守ることを重視する文化(体質)からアメリカほど盛り上がらないだろうと考えています。日本が本気で電気自動車をはじめとしたクリーンな社会を作っていくと考えているのであれば、電力会社、政府を巻き込んでインフラ作りを始めていないと遅れてしまう状況になってしまいます。残念ながら今のところそういった連帯性を感じることができません。

Googleが現在世界で最もサーバを運用している企業であり、その数は300万台以上といわれています。つまり最も電力を使っている企業でもあるのです。Googleのすごいところはそういった問題点をしっかりと把握し、豊富な資金量、データー量、頭脳を使って新しいイノベーションを恐るべきスピードでこの10年間残してきたことです。

と長く書いてしまいましたが、本当に書きたかったのはココ!こんなことを考えていたらふと頭に浮かんだことが、Googleは電気自動車を作りはじめるのかもしれない(もしくはベンチャーを買収)と感じてきています。そこにはGoogleらしく充電規格はオープン化=統一化するのかもしれません。充電スタンドの空き状況すらGoogleMapで見ることできるようになりそうです。私は次の10年もGoogleという企業は主役であり続けそうな予感がします。

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