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後半技術的ネタでグダグダですが、興味がある方はどうぞ 笑

アメリカ空軍が軍用のスパコンを作るためにPS3(旧型)を2200台増発注したという記事が報道されました。

数年前までNECが作った地球シミュレーター(たしか500億くらいの値段)というスパコンが数年間世界一だった時代がありますが、それを超える(速度比1.3倍くらい)処理速度のスパコンを長崎大学の浜田剛助教授たちのグループは3800万円で作っています。ようはお役所+大手コンピュータ会社が科学技術立国日本とかいうわけわからないキーワードをもとに公共事業化し、でかい箱物をつくって、中間マージンとして数百億以上のお金を巻き上げてきたことが今回わかったのです。

この事業、最初はNECが請け負い、すでにスーパーコンピューターの主流ではなくなったベクトル型を構築する目的で計画されましたが、地球シミュレーターの亡霊ともいえるベクトル方スーパーコンピューターはすでに廃れてきており、途中からスカラー型を組み合わせたハイブリッド型という複雑極まりない方式に設計変更されました。

スカラー型のノウハウをもつ日立、富士通が加わり、完全に公共事業モードになったわけですが、NECが途中から撤退し、計画は再び変更を強いられている状態で、今回の事業仕分けのターゲットになったわけです。

ちなみにすでに500億以上のお金がこの事業につかわれておりますが、結果としてものは出来上がっていません。この予算を凍結しても科学技術の基礎研究に支障がでるとは到底おもいつけません。長崎大学のチームにこのお金を投資すればよかったとおもうのですが?

3800万円の1000倍の費用をかけても380億円。そして120億円でデータセンターつくればすでにすばらしくいい感じのスパコンができていたと思います。

スパコンベンダーに言わせると新しいプロセッサ(CPU、コンピュータの心臓部である半導体のこと)を開発するには莫大なコストがかかるというのでしょうが、日本にはPS3に乗っているCELLというSony、東芝、IBMが共同開発したすばらしいプロセッサがありますし、世界一をとるのが目的であれば、既存のプロセッサをかき集めて作ればよいと思うのです。いかに早いマシンを低コストでつくるかが世界最大の借金大国日本にとって必要なことです。

ちなみにPS3の心臓部は実はすごいものが乗っています。PS3は本来ゲーム機という枠に収まるものではなく、本格的なコンピュータとして設計されたものです。元SCE(Sony Computer Entertainment(PS3の発売元))社長の多良木氏はこのプロセッサを革新的なコンピュータにするためにIBMと東芝とタッグを組んでつくりました。しかしそれを当時SCEの中にはその意志を共有できる理解者がいなかったようです。興味ある方は下記の記事がお勧めです。

ノーベル賞をとられた方々が鳩山総理へ抗議していましたが、どの程度の予算が必要か?なぜその費用がかかったか?という企業では当たり前に求められるお金の管理ができていないのが公共事業化の問題だと思います。少なくてもアメリカ有名大学にいらっしゃる教授の方々は、国、大学の予算にたよるだけでなく、研究したければ、企業でもなんでもして、予算は自分たち確保する努力がもとめられます。

史上初めて行われた事業仕分けですが、時間も足りなかった感が否めず、賛否両論いろいろありますが、不透明なお金の使い道についてオープン場に出したという点で世界に注目されてました。そんな中で出てきたスパコン1230億円議論。私はまったくもってこの金額が必要とはおもえません。この経験を元に来年度の予算編成に期待したいとおもいます。

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